幸福の哲学 岸見一郎 評価と要約

 

幸福の哲学 アドラー×古代ギリシャの知恵

岸見一郎 講談社現代新書

 

著者は「嫌われる勇気」で一躍有名となった、岸見一郎氏

タイトルに惹かれ上記の本を読んだ、その際、アドラー心理学や岸見氏に興味を持ったので今回は「幸福の哲学」を手に取ってみた

 

良い点

良いと思った箇所を抜粋

人からどう思われるかを幸福の基準にしている限り、自分の人生を生きる事はできない。他者の評価を恐れず、他者の評価から自由にならなければならない

 

悪い点

内容は岸見氏の体験をベースに語られるが、ほぼ「嫌われる勇気」と被っておりそれをより具体的に書いただけの本

論旨が理解しにくく、頭に何も入ってこない、読了しても何も新しい知識は付かない、ただ岸見氏の体験に詳しくなるだけだ

大学教授などの学者は、同じ様な論文をテキトーに書いて、大学で仕事をしている様に振る舞うが、それと同じ感覚で本を出しているのかと思わせる

著者が良いのではなく「アドラー」が超越した才能があったので、「嫌われる勇気」が有名になったと気づかせてもらえた気がする。

 

 

今後の著書に期待したい